New Face
Session 01

新卒1年目 社員対談①

環境負荷を収益に変える。
そのビジネスモデルに
惹かれた。

2023年、初となる新卒社員を迎え入れたリファインバースグループ。
新卒1期生となる2人は、どんな学生時代や就活時代を過ごしたのか。入社から2ヶ月経った今、何を感じているのか。
トークテーマに沿って、本音で語ってもらいました。

三原 紫Yukari Mihara
東京大学 教育学部 卒業

広島県出身。中学校ではカナダ語学研修に参加し、高校では教育学への興味をきっかけに、フィンランドに留学した。留学経験をもとに卒業論文を執筆し、推薦入試で東京大学へ。大学では男子バスケ部のスタッフとして活動していた。2023年に、リファインバースグループに入社。新入社員が数ヶ月ごとに部署を変えて学べる「役員OJT」では、現在、素材ビジネス部に配属。社会人になったことを機に、掃除にハマっている。

梶 美波Minami Kaji
東京大学 文学部 卒業

新潟県出身。中高一貫校へ進学し、東京大学へ。現役合格について地元の新聞でも取り上げられた。大学のアメリカンフットボール部ではマネージャー・練習運営長として活動する。2023年に、リファインバースグループに入社。現在は事業開発部で役員OJTを受けている。K-POPが好きで、音楽番組の動画を見る時間が至福のひと時。

※個人情報保護の観点から、
役員を除く従業員は仮名で表記しております。

学生時代について

Talk Theme 01
「どうやって東大合格を目指したか」
各教科の先生に頼み込んで、
放課後は毎日補習。
東大合格を掴んだ。(梶)
勉強について、か…。実は私が通っていた学校では、東大の合格実績はほとんどなかったんだよね。だから東大受験に特化したカリキュラムもなくて。受験に必要のない教科が必須科目に入っている環境だったから、苦労した記憶がある。だから、放課後に「補習してください!」って各教科の先生にお願いをして、毎日のように勉強に付き合ってもらっていました。補習後も、空いている時間が少しでもあればひたすら勉強をしていましたね。
三原
自分から積極的に行動するのって本当に大事だよね。私も勉強して結果的に東大へ推薦してもらえたんだけど、受験勉強の他に留学や卒業論文にも力を入れていました。何もしない時間が生まれないよう、努力し続けたという姿勢は、私たち2人に共通していると思います。
Talk Theme 02
「子どもの頃から大切にしている価値観」
東大生。だけど、
勉強が苦手だった。
(三原)
三原
大切にしている価値観かぁ…。一つの環境だけで自分の能力を判断しないようにしよう、っていうのは大切にしているかも。私は元々勉強が苦手で、成績も下から数えたほうが早いくらいだったの。でも、高校入学前に経験した海外でのホームステイで、私の拙い英語でも意思疎通できることがわかって、「なんだ、テストの点数が悪い私でも通用するんじゃん!」って(笑)。環境が変われば、自分に対する評価も変わる。その時から“学力”っていう一つの物差しにとらわれるんじゃなくて、私の能力が発揮される場所を探そうと考えるようになったかな。
確かに、私も留学で考え方が変わったなぁ。世界にはいろんな価値観を持っている人がたくさんいるとわかって、自分の中で好奇心がより強くなった気がする。

就活時代について

Talk Theme 03
「どんな企業の選考を受けていたか」
ベンチャーへの就職。
家族や周囲の心配に、
心が揺れた。(三原)
三原
元々は大手企業とか国家公務員への就職を考えていました。でも既に確立された価値観や枠組みに自分を当てはめるより、自分が新しい価値観を持ちこんだり、新しいビジネスをつくったりできる環境に身を置くほうがいいんじゃないかなって。それなら大手よりもベンチャーがいいな、と思うようになりました。ただ、リファインバースグループ(以下RG)から内定をもらった時は、家族に心配をかけてしまうな、と悩みはしましたね。でも最終的に私の考えを尊重してくれて、入社を決めることができた、って感じです。
私は逆に最初からベンチャーに興味がありました。大学で入部した部活は比較的規模が大きくて、組織立っていたから、将来自分が社会人としてどんなところで働きたいかを考えるきっかけになったんだ。大きな組織の中で小さな歯車の一つになるよりは、個々人の影響力が大きく、それぞれが個性を活かしたまま輝けるような、そういう組織がいいなと思って、ベンチャーを見ていましたね。
Talk Theme 04
「数ある企業の中でRGを選んだ理由」
環境貢献が収益に
直結するビジネスって、
面白い。(梶)
私がまず重視していたのは「人」で、元々は事業内容を就活の軸にしていたわけじゃなかったんだけど、RGに出会ってその重要さに気づいたというか。RGは、廃棄物を資源として再生素材を製造するメーカー。それって、たとえば「自社が排出した産業廃棄物を回収・再利用して環境負荷を減らす」といった、“マイナスをゼロに近づける”取り組みとは構造がまったく違う。環境負荷というマイナスから収益というプラスを生み出している、というビジネスモデルが面白いなって、興味を持ったんだよね。
三原
私も、最初の社長登壇座談会で直接越智さん(社長)から話を聞いて、ビジネスモデルがすごく面白いと思った!RGは産業廃棄物を資源として仕入れているけれど、それってもともと捨てるだけでもお金がかかるもの。だからRGにとってはお金をもらいながら資源調達ができる。当然、再生した素材を販売するときにも、お金が入る。ビジネスの入口と出口で2回、収益が出る仕組みになっているんだよね。収益性の高さにも将来性を感じて、成長産業の中に位置しているこの会社で得られる学びは絶対に多いな、と確信できました。

入社2ヶ月現在

Talk Theme 05
「研修制度について感じたこと」
1年かけて適性を探せる、
贅沢な環境だと思った。
(三原)
三原
役員OJTは、私がRGに惹かれた大きな理由の一つでもあるんだよね。役員直下で1年間かけていろんな仕事を勉強できるって魅力的に感じたから。実際に、役員からフィードバックを受けて、自分の理解の浅さや、少ない知識で問いの深掘りをしていることに気づかされたりして。しかも、数ヶ月ごとに各部署をローテーションして、またそこで担当の役員から学べる。それって自分の能力を可能な限り発揮できる場所を探したい、と考えている私にとっては、とてもありがたい、贅沢な環境だなって。
確かに。思っていたより難しかったり、逆にやってみて「この仕事好きかも」と実感できたり。新しい発見があるから、適性探しという点でも魅力的な制度だね。あとはOJTだけじゃなく、Off-JTで学びたいことを体系的に勉強できる点もいいよね。第一線で活躍する経営者や起業家といった人たちが講師のオンライン講座を受けられるから。しかも、その内容も、問題解決に必要な財務分析について、だとか、経営者視点での戦略的思考といった、普通は入社10年目で受けるようなものばかり。Off-JTで習得した知識や思考がOJTで生きることもあれば、その逆もあり、補い合いながら成長できるなと感じます。
三原
うんうん。ベンチャーは「OJTで、とにかく実地で学ぶ」が基本だと思ってたけど、Off-JTで成長するための土台もしっかり固められるのは、嬉しいよね。
Talk Theme 06
「入社後に感じたギャップ」
教科書も、
正解もない仕事に、大苦戦。
(梶)
想像以上に難しかったのは『走りながら考える』ということ。私が今配属されている事業開発部では、毎日2~3社と話をするんだけど、議題が毎回違う。素材になり得る廃棄物についてのディスカッションもあれば、まだビジネスの芽も出ていない、たとえば宇宙の話をすることもあります。廃棄物や素材にどう結び付くかわからないけど、とりあえずインドから来た方の話を聞いてみる、とか(笑)。好奇心旺盛な私にとっては、楽しくてしょうがない。ただ、正解のない仕事なのに、どうしても学校の勉強みたいにどこかに正解があるって思っちゃう。決められた勉強方法も、ましてや教科書があるわけでもないっていう環境に慣れていなくて。どんなビジネスになるかというゴールすら見えないまま、まずは行動しなければならない、ということに難しさは感じてるかな。
三原
確かに『走りながら考える』って難しいよね。私も、与えられた課題に対して、自分の中でなるべく完璧に近い状態を目指そうって思って粘っちゃう。そのせいでフィードバックをもらえる回数が減ってしまって。でも、成長のためにはフィードバックをもらうこと自体が大事なんだって、OJTが始まってからすぐに気づいたんだよね。だから今は「まず相談する」「まずやってみる」の姿勢で、壁をなんとか乗り越えようとしているところです。
大変なことは多いけど、でも役員の皆さんも社員の皆さんも、本当に親切に教えてくれて面倒見てくれるから、毎日が楽しい。次の部署でもどんなことが学べるだろうって、ワクワクしてる!
三原
私も!