- 資源化/素材化ビジネス市場について
- ABOUT THE MARKET
私たちが手がける「資源化/素材化ビジネス」とは一体どんなものなのか。
その定義や市場を取り巻く環境、成長性についてご説明します。
- Chapter 1
- 資源化/素材化ビジネスとは
従来捨てるしかなかったものを、新しいテクノロジーとスキームを用いて再生資源・再生素材に変えるビジネスです。それは、天然資源の枯渇やゴミ処理の問題、環境負荷問題の解決に貢献するだけでなく、これまでになかった新たな利益を世の中に創出します。私たちリファインバースグループはこの事業を、時代に先駆け20年以上前から実践しています。
- Chapter 3
- 規制や取り組み
どんな取り組みがあるの?
カーボンニュートラル目標
カーボンニュートラルとは、CO2をはじめとする温室効果ガスの排出量と、森林などによる吸収量を均衡させる、つまりは実質ゼロにすることを意味します。2015年のパリ協定にて世界共通の目標が設定され、日本においては2050年までにゼロ達成することが発表されました。
バーゼル法改正
バーゼル法とは、特定有害廃棄物の輸出入を規制する法律で、国際的な規定であるバーゼル条約に準じています。このたびこの法律が改正され、廃プラスチックも規制対象となりました。これまで日本では国内で処理しきれない分を海外に輸出してきましたが、今後は廃プラの適正なリサイクル処理が高い水準で求められるようになります。
- Chapter 4
- 資源化/素材化ビジネスの成長性
これまで見てきたとおり、環境問題に対応する動きは、ビジネス上でも人々の生活の上でも絶対に避けて通ることはできないテーマとなっています。廃棄物を再生資源や素材に変えるビジネスの重要性も今後ますます大きくなり、成長産業となることは間違いありません。
たとえば
カーボンニュートラルに対して・・・
- ●廃棄物が減ることで、ゴミの焼却処理時に排出されるCO2量を減らすことができる。
- ●製品の製造工程ではさまざまな形でCO2が排出されるが、ゼロから製品を生み出すのに比べ、再生材による製造ではCO2排出量が極めて少ない。
※特にプラスチック製品は、原料の元になる原油の採掘段階・精製段階でもCO2が発生するため、それらを必要としない再生資源・再生素材の利用はより効果的といえる。
ごみ処理問題に対して・・・
- ●廃棄物を資源に変えることで、埋め立て地不足の問題や不法投棄による環境汚染問題が改善される。
天然資源枯渇の問題に対して・・・
- ●廃棄物のリサイクル利用により、天然資源を使う必要がない。
消費者の関心に対して・・・
- ●地球環境に良いものを選ぶ、といった消費行動に対応するため、再生素材が多く使われるようになる。