オフィスのタイルカーペット

廃棄していませんか?

  • 年間で廃棄される総量は
    推計約10万トン

    日本国内で年間約10万トンのタイルカーペットが廃棄されています。これは、東京ドーム約2.5個分の体積に相当します。タイルカーペットは、繊維と塩化ビニルの混合素材のため分別や再利用が困難とされています。その結果、多くが埋め立て処理となり環境問題に負荷をかけています。

    廃棄されたオフィスのタイルカーペット
  • 首都圏の廃タイルカーペット
    すでに50%がリサイクル

    現在では首都圏で発生している廃タイルカーペットの50%がリサイクルされています(※)。しかし、約70%の不動産・建設関連のビジネスマンがその事実を知りません。

    ※株式会社リファインバースグループ調べ

    オフィスや施設で使用されている床材のタイルカーペットが、リサイクルされている(n=1,049)、知っている32.4%、知らない67.6%
  • 企業でもCO2削減
    必須の課題

    建設業界でもリサイクル基準が厳格化され、CO2削減は必須の課題に。脱炭素社会への貢献が叫ばれるいま、タイルカーペットの廃棄を見直すことで、環境負荷を減らし、コストも削減することができます。

    自社の環境規制(例:CO@排出表示義務)対応への意識(n=1,049)100人未満の企業は高いが5%、100人〜299人の企業は高いが5.6%、そして5000人〜9,999人以上の企業は高いが12.1%、10,000人以上の企業は高いが21.7%。つまり大企業ほど環境規制を重視!
REDUCTION

タイルカーペットリサイクルの

3つの削減

  • REDUCTION01 コスト削減

    タイルカーペットと他の産業廃棄物をまとめて回収が可能です。
    効率的な回収方法とグループ会社との一気通貫対応により、最大30%程度のコスト削減が見込めます。

    コストアップしないサステナビリティ施策があれば、実施すべき(n=1,049)、そう思う19.1%、ややそう思う35.3%、あまりそう思うわない26.6%、そう思うわない6.9%、分からない12.2%
  • REDUCTION02 環境負荷削減

    リサイクルタイルカーペットは、低炭素製品として製品の購入・廃棄の各局でCO削減が可能です。
    GHGプロトコルスコープ3や、SDGsへの貢献にもつながります。また、タイルカーペットの回収後には、リサイクル証明書も発行します。

    CO2排出量は96%削減

    リサイクルしたタイルカーペットから再生した再生塩化ビニルコンパウンド「リファインパウダー」は、バージン原料(新しい原材料)と比較して96%のCO2削減につながります。

    当社品とバージン原料のCO2排出量比較。バージン原料を100%とした時、当社製品(TC1000)は約96%削減。※※バージン原料のCO2排出量は各社データを参考に当社算出
  • REDUCTION03 手間も削減

    廃棄時の現場対応も他廃材と一括回収ができるため、手間の増加もなく、従来通りの廃棄物の処理で実施が可能です。
    回収された廃棄物はすべて当社開発システム(G-MAC)により、リサイクル率の可視化も可能に。
    他の廃棄物と処理してもタイルカーペットは確実にリサイクルされ、その他廃棄物のリサイクル処理状況を把握することもできます。

    当社開発システム(G-MAC)の画面
調査主体:株式会社リファインバースグループ
調査方法:インターネット調査
調査実施時期:2025年9月12日~2025年9月16日
調査地域・対象者条件:首都圏・関西・中部エリアに勤務する、不動産関連・サステナビリティ・総務を職種とする1,049名

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リサイクルをご依頼いただいた
企業様の

喜びの声

  • Voice01
    男性のアイコン01

    不動産ディベロッパー
    サステナビリティ推進担当

    カーペットタイルのリサイクル率100%を達成したうえで、証明書も発行していただきました。
    現場単位で管理システムでのリサイクル率の把握や、証明書発行も対応していただき、テナントへのサスティナビリティ活動レポートの発信にも役立っています。

  • Voice02
    男性のアイコン02

    大手設計会社
    設計担当

    これまで、環境配慮とコストの両立は難しいと感じていましたが、今回の取り組みではそのどちらも実現することができました。
    リサイクルタイルカーペットの認定商品も各カーペットメーカーから数多くラインアップされており、デザイン性を損なうことなく環境対応ができる点も魅力的です。こうした循環型の仕組みが、今後の設計・建築の標準となっていくことを期待しています。

  • Voice03
    男性のアイコン03

    大手ゼネコン
    工事担当

    原復工事での産廃回収を依頼しました。
    タイルカーペットの専用台車は、積載効率アップによるコストダウンだけでなく、作業員の負担軽減や、荷捌き場をフレキシブルに使える等メリットがありました。
    各工事の費用明細がすぐに把握でき、品目毎の明細になっているので安心して利用しています。​

タイルカーペットリサイクルの

ご依頼方法

リサイクルしたい現場や時期をご確認のうえ、
お問い合わせフォームからご連絡ください。

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これまでのリサイクル量=地球3周

当社のリサイクル実績

タイルカーペットリサイクルの活動は
約20年前から行われ、
これまでに約6千万㎡(2024年時点)を
循環利用してきました。
リサイクルしたカーペットの長さを合計すると、
地球3周分とほぼ同じ距離になります。

リサイクルした量(累計)2006年は525、2007年は2,989、2008年は5,847、2009年は8,572、2010年11,119、2011年は13,806、2012年は16,784、2013年は20,202、2014年は23,873、2015年は28,136、2016年は32,626、2017年は37,195、2018年は41,261、2019年は44,696、2020年は48,837、2021年は51,800、2022年は56,300、2023年は59,723、2024年は63,435

タイルカーペットから、
再びタイルカーペットへ

リサイクルの流れ

タイルカーペット使用後、GMSにて廃棄タイルカーペットの回収、リファインバース千葉工場へ運搬後に処理・加工。REFINVERSEにて製品化(再資源化)・粉砕工程で微粉砕後、分級工程で繊維紛と樹脂紛に 分離する一貫プロセスを開発(特許取得済み)・性状に応じてリサイクル技術を使い分け、塩ビ収率を 向上し、低コスト化・高生産性を実現。繊維層は分離短繊維と製鋼副資材、樹脂層はリファインパウダーとなり、環境負荷が低いリサイクルタイルカーペットへ、製品販売。タイルカーペット施工・使用され、再びタイルカーペット使用後から流れを繰り返す
日本リサイクルカーペット協会が
2023年に発足。

2023年に設立した日本リサイクルカーペット
協会は、
カーペットリサイクルの
バリューチェーンに関わる事業者が、
業界の垣根を越えて協力することで
循環型経済(サーキュラーエコノミー)を実現し、
リサイクルカーペットの普及を推進することで、
低炭素社会を形成する事を目的に
活動を行っています。

2003年にタイルカーペットのリサイクルを
始めてから約20年。
これからも低炭素社会の形成に貢献していきます。

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